朱鳥side

「あっ……はぁっ…はぁ………………う、まれた…」

赤ちゃんの泣き声が聞こえる。

楓摩と周りにいる看護師さんや先生の笑顔と嬉しそうな声

よかった…ちゃんと、元気…………

楓摩が駆け寄って笑顔で話しかけてくれるけど、あれ、なんだか上手く聞こえない…

笑顔だった楓摩の顔から徐々に笑が消えていく

あれ、変だな……

なんか、苦しい…………

次の瞬間、私は意識を落とした。