"朱鳥ちゃん、行くって。自分でも、かなり限界なのかも"

「うん、わかった。じゃあ、救急入口に来てもらってもいい?俺、迎えに行くから。」

"了解。じゃあ、これから連れていくね"

「うん。ありがとう。」

電話を切ったあと、朱鳥が来たのはそれから20分後だった。