あれ……なんで………………

いつもなら、このくらいで目が覚めるのに…

もう、すでに私の体はボロボロ

所々から出血して、動くこともままならない。

いつもなら、このくらいでおじさんがやめてくれるか、楓摩が助けに来てくれるか、目が覚めるのに……

ガシガシと容赦なく踏みつけられて、沢山の汚い言葉も浴びせられる。

やだ……やだ…………

ボロボロと涙をこぼして"やめて"と懇願するも、それは無意味で、逆効果。

さらに暴力は酷くなって、物などでも叩かれる。

無理やり胸ぐらを掴まれて立たされ、柱に拘束され

そこから、またさらに暴力が続く

……ダメだ…

頑張って、意識を飛ばさないようにしてたけど、そろそろ意識…飛びそう…………

気を失ったら、またおじさん怒るだろうな……

それは…怖いな……

でも、もう……限界…………