***





よし!



「すみません、店員さん。あれをご用意していただけるでしょうか。」


あいつがお手洗いに行ったすきに店員さんにお願いする。


プレートは、青空に虹がかかってる絵を書いてもらいうまいぐあいにケーキとハッピーバースデーとおいてある。


青空なのはあいつは青空って感じだからだ。


いつでも、俺を喜ばしてくれるのはどんより雨のグレーの反らしてじゃなくて青空。


青空がなければ俺は幸せになれないって言っても過言ではないぐらい。


だからあいつはオレの青空でもあるんだ。


1人でそんな想像をしてたらいきなり誰かに抱きつかれる感触がした。


「ありがとうううー、、。」


どうやらプレートに喜んでるみたい。


「お誕生日おめでとう。」