様々な音が溢れる街の中 人気のない楽器屋の前で軽い鍵盤を弾く 造られた音は振動を心に伝えない 上辺だけの解放感が心地いい 傷口に巻く、新しい包帯のように 赤と緑で溢れる街中で 「ねえ、俺の隣で弾いてくれないかなぁ」 声が、僕の元に届いた。