「おはよもっちー!」



次の日の朝、廊下でもっちーを見つけて駆け寄った。



「いずみ、おはよ!てか昨日の話!今日こそ聞くからね!」



あ、そうだった!



「ここではちょっと言えないから、場所変えたい!」


「そうしよ!」



廊下は人がたくさんいて、とても落ち着いて話せない!



私はもっちーの手を引いて、誰もいない資料室に向かった。




「泉、辛かったね…!」


一昨日、昨日の話を聞いたもっちーは半泣きで。


「なんでもっちーが半泣きなの!」


思わず吹き出す。




「先輩のこと、忘れられそう?」