「昨日は変なとこ見せちゃってごめん。気遣ってくれてありがとう」 私は隣に腰掛けて言う。 「え、なに、なんで?」 森下くんがびっくりした顔でこっちを見る。 「あ、あの、俺にしとけばって言ったやつ… 慰めようとしてくれたのかなって思って。」 なんとなく気恥ずかしくなって語尾が小さくなる。 「だから、ありがとう。おかげで涙引っ込んだよ」 まあ帰ってからもメソメソ泣いたんですけどね。