それから三年が過ぎて夏休みになる前、 私はその男の子から他の男子を紹介された。 それは、私を好きだっていう男子がいるっていうので、紹介したいということだった。 「なんで?」 その一言だった。 でも、言葉にできなくて、心の中で反芻する。 「私、あなたのことが好き!」 そう言いたくてそう言いたくて 口を開くけど、出て来る言葉は、 「誰?」 だった。 そして、その男の子は口を開く。 「ゆうきだよ」と。 ゆうきは、 同じクラスの男友達。 一年・二年と同じクラスで仲が良かった男の子だ。