「奈々ちゃん、先生に伝言お願いするね?
どうしても気になる用事ができたので、申し訳ないですがそれを突き止めるために授業を欠席させていただきますって」
「真面目か!
頭痛で保健室にいるって言っとくよ」
私のセリフに鋭いツッコミを入れられてしまった。
嘘をつくのは気が引けるけど、そこの部分は奈々ちゃんに任せよう。
私は人生初さぼりをここで使うことにした。
秋人くんとバレないように、こっそり如月くんをつける。
こんなことしないほうがいいってわかってて、せずにはいられない。
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