「「失礼します」」
「あ、大誠ありがとな」
「はい」
そこには駅伝部の顧問、竹中先生がいた
「先生、どうしたんですか?」
「全国大会が明後日なのは知ってるよね?」
「もちろんです」
そうだよ、知ってる
明日、開会式で
明後日、本番で
明明後日、観光混じりの歴史の勉強
行く人は楽しいだろうけど、3日目の観光混じりの歴史の勉強があるから、1日多く大誠に会えなくなるんだよ
「田辺、駅伝部のキャプテンだったろ?
マネージャーとして、一緒に全国大会来てくれないか?」
「、、え?」
あたしがなに?マネージャー?
全国大会に?一緒に?来てくれ?
「えーーーー!あたしがですか?」
「そう、あたしが。
大誠に誰がいいか聞いたら即答で愛由里がいいですって」
「ほんとにいいんですか!?!?」
夢にまでみた全国大会にあたしも行けるの!?!?
あと、先生今
大誠が愛由里がいいですって言ったって言ったよね?
大誠くーん?名前で言えるじゃない!
「こっちから頼みたいんだけど、大丈夫か?」
「もちろんです!ありがとうございます!
大誠も!ありがとう!」
そう言って後ろを振り向いて、目が合うと
顔を赤くしてる大誠がいた
なんで、赤くなってたんだろう、、、?

