「分かんないから困ってんでしょ」 膝の上にのっている奈美の肩にあごをのせ 少し力を入れると 「痛いっ!!バカぁ!!!」 と言って アタシの頭をペチッと叩いてから 前を向いた。 好きなのかもしれないけど それを受け入れたらきっと また傷つくんだ。 もう傷つきたくないんだよ……… 1年前みたいな思いは もうしたくない…………… 「好きだと思うんだけどなぁ………」 なんて呟いている奈美のことばを聞きながら そう思った。