それから丸めた毛布を膝下に入れ、軽く曲げるような姿勢にされると、引っ張られた傷口は痛みがどんどん酷くなってきて……。
「先生、用意が出来ました」
銀色のトレイに乗せて原さんが持ってきたのはぶっとい注射。
他にも銀色の筒みたいなのが乗ってて、それには多分脱脂綿が入ってるものと思われる。
「いいか、最初だけ痛いけど暴れるなよ」
私の足を押さえておけと言われた原さんが診察台の反対側に回り込み、膝の上と足首を押さえ込んだ。
(ひぃぃぃっ!)
正に麻酔を打たれる動物と同じ。
神様助けてー!と大袈裟に祈った。
最初に感じたのはヒンヤリとした水の感触だった。
精製水とラベルの貼られたボトルから直接掛けられていて、その水が掛かった傷口がズッキンズッキンと痛みだす。
その後は銀色の筒から想像通りの脱脂綿を取り出し、傷口や周りに付いた水気を軽く拭き取っていく。
トントンと軽く上を撫でていくだけなんだけど、それがマジで暴れたくなるくらいに痛くって。
「痛っ!痛いです!」
「そりゃそうだろ。怪我してるんだから」
「先生、用意が出来ました」
銀色のトレイに乗せて原さんが持ってきたのはぶっとい注射。
他にも銀色の筒みたいなのが乗ってて、それには多分脱脂綿が入ってるものと思われる。
「いいか、最初だけ痛いけど暴れるなよ」
私の足を押さえておけと言われた原さんが診察台の反対側に回り込み、膝の上と足首を押さえ込んだ。
(ひぃぃぃっ!)
正に麻酔を打たれる動物と同じ。
神様助けてー!と大袈裟に祈った。
最初に感じたのはヒンヤリとした水の感触だった。
精製水とラベルの貼られたボトルから直接掛けられていて、その水が掛かった傷口がズッキンズッキンと痛みだす。
その後は銀色の筒から想像通りの脱脂綿を取り出し、傷口や周りに付いた水気を軽く拭き取っていく。
トントンと軽く上を撫でていくだけなんだけど、それがマジで暴れたくなるくらいに痛くって。
「痛っ!痛いです!」
「そりゃそうだろ。怪我してるんだから」

