女性たちに告ぐ

暴走族の才能21

子供に過度な期待をしないで、放漫な生活を送らせた。それが、我が家の教育方法だ。誰にも文句は言わせない。

その結果、子供は暴走族に入った。昼夜関係なく、走り回っている。夜遅くまで、騒いでいる。近所に迷惑をかけている。警察のお世話になっている。

母親としては、それでも子供の人生を認めるしかない。子供が選んだ人生だ。人に迷惑をかける以上、責任をもって走れ。

自分でもたらした行動での、結果だ。親にまで迷惑をかけるな。責任を他人に転嫁するなら、走るな。

親離れしたと看做して、母親は子供を見捨てろ。いつまでも、心配するな。気にするな。そっと、影で見守ろう。