チョコミント

私は反対を見た。






「あれ、先生なんでいるの…?終わりの会は…?」







「生徒ひとりがこんなことになってるのに離れられるわけないだろ。責任っていうものがあんだよ」









そっか。そうなんだ。










「先生ありがと」












へぇ、こんな先生も生徒のことこういうふうに思うんだ。









まあ、仕事だもんね。









学校の先生も大変だなぁ。








それにしてもまだボーッとする。









「花咲、おまえもう教室戻っていいぞ。保健室の先生もいるしあとは任せろ」







「わかりました。じゃあまたね結愛」








「うん、ありがとね璃子」







そういうと璃子は保健室を出た。








やばいなぁ、眠くなってきちゃった。









「姫野、寝てていいぞ。俺がここにいるから」








そんなことを先生が言ってることにも気づかず私は眠りへと落ちていった。