永遠に初恋 ~忘れられない初恋の人~

授業が終わり、帰ろうとしている時に電話がなった。携帯の液晶画面を見てニヤッとしてしまう。そこには"楓くん"の文字。楓くんから番号を教えてもらった時はすごく嬉しかった。電話がなっているのを思いだして私は電話に出た。「もしもし?」「おせぇよ。ったく。」そうちょっと怒っている楓くんも今はかっこいいと思ってしまう。「好き…」思わず声に出てしまった。私が「あ、いや。あの、今のは…」何とかごまかそうとすると、「…俺も…」と小さい声で言った。私はばっちり聞こえたが「聞こえなかった。なに楓くん?」意地悪で聞いてみると楓くんは「聞こえただろ?鈴音」そう言った。私はドキッとした。ただ名前を呼ばれただけなのに…。「今、鈴音って言った?」聞くと楓くんは「わりぃかよ?」と言ったのでここは素直に「嬉しいよ…楓…」楓はその後何秒か黙り込んで、「一生離れんなよ。」そう言った。「うん。楓もね?」そう言うと、「おう。」そう言った。たった数分の電話でさえも嬉しくて、胸がドキドキして死んじゃいそうになる。"鈴音"そう楓が呼んだ響きが頭の中を木霊する。