永遠に初恋 ~忘れられない初恋の人~

すずが俺を見て、「楓くん?」そう言うと星は「知り合いなの?」疑問そうに言ったので俺は「ただの小学校の頃の同級生。」と言った後、すぐに帰ろうと方向転換をして、歩き出した。すると、ぱっと手を掴まれて後ろを向くと、そこにはすずがいた。すずは「待って。私、楓くんと話がしたい。お願い。お願いします。」俺がどうしようか迷っていると星が「映画は良いから話してこいよ。」そう言った。俺らは今、映画の近くのカフェにいる。2人とも何も話さず、沈黙状態が続いている。店員が、さっき頼んだコーヒーとカフェラテを持ってきた。すずがカフェラテを飲みながら、「本当に久しぶりだね。話すの何年ぶりだっけ?」言ってきたけど無視した。そこで返事をしたらいけない気がした。すずは続けて、「中学のときはどこにいたの?」と聞いてきたので、「関係ないだろ」自分でも思ってた以上の低い声がでた。すずは「はは。そうだね。関係ないね。ごめん。」と今にも泣き出しそうな苦笑いで言った。俺は何も気にしてないふりをして、「話ってなんだよ?」と聞くとすずは少しビクッとして話し始めた。「卒業式の時、靴箱に手紙を入れたのは楓くんだよね?」「あぁ」「わかった…。」その後も長い沈黙があった。ついにその沈黙に痺れを切らしたすずが、「何でなんにも言わずにいなくなっちゃったの?私はずっと楓くんのこと好きだったのに。私の気持ちなんて知らないで!」そう言って自分の飲んだカフェラテ代を机に置いて、逃げていった。追いかけはしなかった。追いかけたところで話すことが見当たらなかった。すずが俺のことを好きだった?嘘だろ。すずは俺なんかじゃなくて同じクラスだったあの……。すず今更何言ってるんだよ。お前の気持ち分かんねぇよ。