【完】お前は俺の彼女

「そんな嘘言うなよ、沙英。俺たち、付き合ってるだろ?」








教室の扉で立ち止まっていた私は、後ろから恐ろしいオーラを感じた








…………まさか








私が振り向こうとした瞬間、肩から腕が伸びてきた