【完】お前は俺の彼女

なんか本当に、結婚しちゃったみたいな扱いだな〜








そこに爽良さんの姿がなかったことに、私は気づいていなかった









一度も爽良さんを見ずに、夜を迎えた









「………………爽太」









私は、爽太の部屋にいた









「なんだよ、また眠れねぇーのか?」









「うん……………」









「お前、寝つき悪いよな」









「そうかな?」









「自覚ねぇーのかよ」