【完】お前は俺の彼女

「僕の昔の話は、いいでしょ………」








そう言った爽良さんに構わず、深雪さんは続ける









「こんな子には継がせられないって、親戚が勝手に決めちゃって………。そう言い合ってた年に、そうちゃんが生まれたの。






そうちゃんに継がせたらいいってなったんだけど…………。そういうめんどくさいことがそうちゃん、大っ嫌いでねぇ〜」