「そうなんだ」





爽良さんが少ししんみりした顔をした





私のせいで、暗くなっちゃう






明るい方に、持っていかないと!







「爽太と爽良さんのご両親がどんな方なのか、とっても気になります!」






そう言うと爽良さんは笑って、






「クスクス。会えばわかるよ」






と言った






良かった







そう話し合ってる間に着いたらしい








「お待たせ、母さん」








そう言って爽良さんが入っていった部屋には、細長いテーブルがあって、その上にはいろいろな食べ物が乗っていた