「…俺、八番隊隊長藤堂平助。…さっきは小さいって言って悪かった。…でも、俺はわんこじゃ…っ!」 「はいはーい。俺、原田左之助っつーんだ。あ、十番隊隊長な。よろしくっ」 …色気をしまえ、色男。 というか、藤堂がまた落ち込んだぞ。 …哀れだな。まあ、慰めはしないが。 「まだ紹介していない奴もいるが、それは後で。それより…」 斎藤の声が途切れ、ん?と見上げると少々困ったような顔でこちらを見下ろす彼がいた。 「…お前、名は何ていうんだ?」 斎藤の言葉にその場にいた人間が皆「えっ」と声を出す。