僕は君を世界で一番、そう一番愛し続けているんだ。純情すぎてもう君しか見えなくなっているこの純愛

何をやっているんだ俺は





と思いながらもどうにもこうにも落ち着かない。






6時50分。





見覚えのある人が階段をすたすたと上ってくる。




もちろん桜井美緒本人だ。






鼓動が早くなるのを感じた。







それとは反比例して、周りの景色がスローモーションになるのを感じた。