「嘘吐き、前から嫌いだったでしょ」 「え?」 「病気持ちの女子なんて、キモイでしょ」 「何でだよ」 「病んでるし、あたし」 笑って見せた瞬間 渇いた音が病室にこだましていた。 高橋に、叩かれた。 叩かれた部分がぼやけたようで 私は思わず涙を流していた。