五月雨・弐










“キィッ……”

「…………」

見上げる君は、何を思っていたの?
私達、少しずつだけど
心が離れていってたのかな……。

「いやあああぁぁぁぁ!!」

“ガシャン!ガシャン!!”

寂しい……
寂しい。
寂しい!!
サミシイ。

助けて……!