「……ん。」






嫌な夢、見ちゃったなあ





重い瞼をゆっくり開けながら、手元にあるスマホで時間を確認





五時半






「……起きるか」






ベッドから、体を起こしリビングへ


電気ケトルにスイッチを入れて、お湯を沸かす





ピーピーピー






丁度ご飯の炊けた音




お弁当箱を広げ、詰め込む







「よし」






時計を見ると、六時半






「起きろーーーー!」






家中に私の大きな声を響かせる