ハァ…はぁ…

心臓がいてぇ。

もうすぐ俺は死ぬんだ。

「兄貴。
これ、俺が死んだらまなに渡しといてくれ。」
「あ、あぁ。」


ー数日後
俺はもうベッドの中で横たわることしか出来なくなっていた。
もう…限界だな。
「マ…ナ。
ごめん…な。
優しく…でき…なくて…ごめん…な。
ダメ…な彼氏…でごめん…な。」




マナのことを思い浮かべながら俺は15年の生涯を閉じた。






マナーーーーーーーーーーーー幸せになれよ。





大好きだった。
(終わり)