「…………すいません。」 そう言って入坂は自分の席に向かう。 入坂の席は1列目の前から三番目。 私は3列目の前から五番目だから、入坂のことが結構よく見える。 入坂は黙って席に座り、準備を始めた。 いきなり遅刻って……大丈夫かな? 不良だったりして…? そう思いながら、また先生が話を始めたから急いで視線を前へと戻した。