何度だって君に恋をする







また、脳裏に何かの映像が浮かんだ。












『私だって本当は雄大と離れたくないんだよ?でも今日は、先生のところに行かないといけないから……』






誰の言葉かわからないけど、目の前には今より幼い顔立ちの入坂がいて。








『………。』








目を見開いて立っていた。
その後に微笑んだ入坂は今と変わらない微笑み方だった。









『俺たち、考えてること一緒なんだな。』
『当たり前でしょ!私も好きなんだから!』










そして、だんだんと幼い入坂が遠のいていき……









「みね………白峰!大丈夫か!?」











入坂の声で我に返る。











頭の痛みは嘘みたいになくなっていた。












「う、ん……大丈夫!」








わざと笑うけど、大丈夫じゃない。
さっきの映像って、何かの記憶なの?










わからない……。
私って、過去に何かがあったのかな……。












不安が募る中、私はなるべく自然に笑ったように見せて入坂と別れた………。