それから少しの沈黙が流れる。 私たちは自然とお互いの体を離した。 ………もっと入坂といたい。 入坂と話したいことがたくさんある。 「………。」 「………。」 でも言葉がでないんだ。 私たちの目は合わせたまま。 入坂から目を離せない。 あぁ、でも私は今日。 ちゃんと智樹と話さないといけないから。 「………私、この後ちゃんと智樹に話そうと思うの。だから、また明日ね!」 このままだともっとそばにいたい気持ちが膨らんでしまうから、そうなる前にと思い、入坂に別れを告げた。