2月も後半にさしかかり、
まだちょっと寒いけどだんだん気温も春らしくなってきた頃。
私は休んだ授業の振り替えとして彼の通ってる火曜日に塾に来ていた。
たまたま拓海と隣の席になった。
私が授業中問題を解いてると何やら視線が。
「何。」
自分でも素っ気なかったな、と思ったけど見つめられてた恥ずかしさに耐えられなかった。
「まつげ長いのな。」
じっと私のこと見て言う。
真顔で言うから、恥ずかしくて目を逸らしてしまった。
私ってば、自分で聞いといて何自分で恥ずかしくなってんだ!
その後も度々視線を感じたけど、これ以上墓穴をほらないよう聞かなかった。
授業が終わり、私は家に帰った。
ベッドでずっと拓海のことを考えてた。
だってあんな真顔で「まつげ長いのな。」って言うんだもん。
「あれ...そういや...なんでこんなにドキドキしてるんだろう」
「前までこんなに拓海のこと...」
私は考えてもきりがないや!と思って、
明日学校で柚に聞こうと決めて、すぐに寝た。
まだちょっと寒いけどだんだん気温も春らしくなってきた頃。
私は休んだ授業の振り替えとして彼の通ってる火曜日に塾に来ていた。
たまたま拓海と隣の席になった。
私が授業中問題を解いてると何やら視線が。
「何。」
自分でも素っ気なかったな、と思ったけど見つめられてた恥ずかしさに耐えられなかった。
「まつげ長いのな。」
じっと私のこと見て言う。
真顔で言うから、恥ずかしくて目を逸らしてしまった。
私ってば、自分で聞いといて何自分で恥ずかしくなってんだ!
その後も度々視線を感じたけど、これ以上墓穴をほらないよう聞かなかった。
授業が終わり、私は家に帰った。
ベッドでずっと拓海のことを考えてた。
だってあんな真顔で「まつげ長いのな。」って言うんだもん。
「あれ...そういや...なんでこんなにドキドキしてるんだろう」
「前までこんなに拓海のこと...」
私は考えてもきりがないや!と思って、
明日学校で柚に聞こうと決めて、すぐに寝た。



