まゆSide
私はあいつにメッセージを送った。
すると結構早く返ってきた。
それから私たちは毎日やりとりするようになった。
しゅんとLINEをする毎日はとても楽しくて、気づけば私の頭の中はしゅんでいっぱいだった。
数週間たったある日のことだった。私は昼休みにはるたちと遊んでいた。するとしゅんと同じクラスの友達に会った。
「やっほ〜」
と私が言うと、その人たちはすごい勢いで私にこう聞いてきたのだった。
「ねえまゆ!!まゆってしゅんと付き合ってるの?!?!」
? ? ? ?
はい??
私はあまりの困惑からつい
は????と言った。
するとみんなはちがうの??!!と言ってきた。
「なんでそうなるのよ〜」
「そんなこと誰から?」
「え?しゅんが言ってたよ?」
は????
もう私の頭の中ははてなでいっぱい。
何を言っているんだこの人たちは。
そんなこんなで今日も一日が終わった。
帰りにみんなで帰っていると、ちょっと先の方にしゅんがいるのが見えた。
皆もそれに気づいた。
皆は昼のことがあったからか
「まゆ〜しゅんいるよ〜笑笑」
と大きな声で冷やかしてきたのだ。
それはどうやらしゅんにもきこえてたらしい。
なんとしゅんは顔が真っ赤になっていたのだ。皆はそれに気づいてなかったみたいだけど、私は完璧に見た。
しゅんは顔が赤かった。
そして土日が開けて月曜日。
あれ??
しゅんがいない。
そしてしゅんはそれから一週間学校に来なかった。
まさかそんな原因があったとは。
あの日まで知らなかった。