「だから・・・うちもいじめに協力したの。晴香は結衣を裏切ったから」
「うちが言い出したのもその噂がキッカケで・・・実際、結衣も嫌いだったみたいだから、ちょうどよかったな、みたいな」
朱莉がこのいじめに賛成した理由が分かった。
末明が言い出した理由も。
「あいつ、裏切ったんだ!知ってるくせに・・・これでうちも本気でやるよ。本気で仕返ししてやる」
「なぁ、さっきから何話してんの?全く意味わかんねぇんだけど」
「そうそう、裏切ったとか噂がどうだとかさ」
今まで一言も発さず、無言で聞いていた和也と直樹が聞いてきた。
「あ、関係ないよ。・・・とにかく、そういうこと。それより、聞いてどうすんの?」
「そうだよ。チクったりしないよね」
深刻そうな顔で朱莉と恵里奈が2人に対してそう聞いた。
「しない・・・なんかよくわかんないけどさ、裏切ったんだろ?なら、少しぐらいやってもいいんじゃねぇの?」
「お前がそう言うなら、俺も言わないけど」
「やっぱり、そう思うよね!絶対言うなよ?」
「あ、言っとくけど、俺たちのせいにすんなよ?」
「しないよ!だってちょっとした嫌がらせだよ!それだけで、これはいじめだ!とか気づかないしょ?しかも馬鹿だし?」
「そうだよ!末明の言うとおりだよ!気づかないって!」
「うちが言い出したのもその噂がキッカケで・・・実際、結衣も嫌いだったみたいだから、ちょうどよかったな、みたいな」
朱莉がこのいじめに賛成した理由が分かった。
末明が言い出した理由も。
「あいつ、裏切ったんだ!知ってるくせに・・・これでうちも本気でやるよ。本気で仕返ししてやる」
「なぁ、さっきから何話してんの?全く意味わかんねぇんだけど」
「そうそう、裏切ったとか噂がどうだとかさ」
今まで一言も発さず、無言で聞いていた和也と直樹が聞いてきた。
「あ、関係ないよ。・・・とにかく、そういうこと。それより、聞いてどうすんの?」
「そうだよ。チクったりしないよね」
深刻そうな顔で朱莉と恵里奈が2人に対してそう聞いた。
「しない・・・なんかよくわかんないけどさ、裏切ったんだろ?なら、少しぐらいやってもいいんじゃねぇの?」
「お前がそう言うなら、俺も言わないけど」
「やっぱり、そう思うよね!絶対言うなよ?」
「あ、言っとくけど、俺たちのせいにすんなよ?」
「しないよ!だってちょっとした嫌がらせだよ!それだけで、これはいじめだ!とか気づかないしょ?しかも馬鹿だし?」
「そうだよ!末明の言うとおりだよ!気づかないって!」

