「え、嘘！？あ、すいませ～ん」
笑い混じりに小さくみんなに謝る。
って、謝らなくてもいいのか！

「気をつけー！！」
日直がさっきよりも大きい声で声をかけた。
つか、デカすぎだろぉ！

「礼!」
『さようなら』

よっしゃ、今日はいつもより長かったよ！
うん。かなり！

「結衣！明日日直じゃーん、頑張れよ～」
晴香が笑顔でそう言ってきた。
その笑顔に私は少しムッとした。
「まじ嫌なんだけど。ま、頑張るよ！」
最大限の笑顔でそう言った。
「まぁ、どんまいだね！じゃ、明日ね～」
ふんっ、なんか最近、晴香の事嫌いだな・・・

「結ー衣っ。帰ろー」
「うんっ」
末明の誘いに私はさっきの笑顔とは違う笑顔で答えた。
そうだ、この際、晴香のことを末明に話してみよっかな？