どんな返事をするのか気になるのは当たり前のこと!
だから、つい!
つい茂みの中に隠れてしまった!
「すいません、もうしません!」
「…どーだか」
またため息をついてくるりと背中を向ける先輩
きっと教室に戻るんだ
私も行かねば!まだまだ先輩と話したりないもの!
「あと、お前なんで俺のマイブームなんか知ってんだよ」
「当たり前じゃないですか!好きな人のことなら何でも知ってますよ!」
「…。」
急に黙ってしまった先輩の顔を不思議に思いながら覗き込む
「……引くわ」
「えっ!マジですか!私に惹かれたんですか!嬉しいです!!」
「"ひく"違いだし。勝手に脳内変換してんじゃねぇ」

