好きです、センパイッ!!



上履きの色、違う。先輩確定!


2.0の視力でそれを確認した私は、急いでその先輩の後を追った。


角を曲がった先輩。

きっと階段を使うんだ!

見失う前に追いつかないと……!!



廊下を全力疾走して、角を曲がる。

ちょうど階段を下ろうとしている先輩の後ろ姿を見つけて、


「先輩!!」


と大きな声で呼ぶと、その人はくるりと振り返った。

両手にはプリントの山。

きっと先生に頼まれて職員室に持ってくるように言われんだろうな。

私も日直で頼まれたことあるもん。




「これっ!プリント落としましたよっ!!」




だけど、持っていたプリントをあげて見せて、私も階段を下りようとした瞬間。



「っ、わ!?」