「睦月ちゃんったらもう！可愛いねぇ！」

「おいちゃん付けやめろ！可愛いとか言うなよっ」

「小春ぅ、アンタ睦月の彼女なんだからカッコいいって言ってあげなさいよ」

「ハッ、そっか！ごめんね睦月！ちゃんとカッコいいよ！！」




教室での何気ないやり取り。

赤くなる睦月をからかう私と柚木。


こういうのも、なんだかんだ言って久しぶりなきがする。




「……2人とも、ありがとね」




最近の私は空元気が多くて、きっと2人にはたくさんの心配をかけた。

そんな私が今笑ってられるのは2人のおかげ。


私の話をたくさん聞いてくれた柚木。

私が辛い時にそばにいてくれた睦月。




「私、2人がいてくれて本当によかったよ」