「必要以上に近づいてくんな。」


「えーっ…」





いいじゃないですか、これぐらい。

ただのスキンシップですよ!?



ムッとする私に深〜いため息をつく





「つーか、付き合ってもないのにこんなことすんなよ。バカ」





鳥肌立ったー…、って、ちょっと?その呟き聞こえてますよ?





「だったら付き合えばいいじゃないですか!」


「はぁー?」





眉間にしわを寄せて私を見る先輩





「私と付き合ったら毎日笑っていられますよ!!」





すっごいお得じゃないですか!

浮気しないし、言うことはちゃんと聞くし。


いい物件だと思いませんか、先輩っ!





「バーカ」




両腕をブンブン振り回しながらそう言うと、