「好きだなぁ……」
寝顔を見てるだけなのに、ドキドキする。
今日はとっても無防備ですね、先輩。
こういう姿を見せるのは、私だけ、だったら嬉しいんだけどなぁ。
……ハッ、いけない私ったら!
慌ててブレザーのポケットからスマホを取り出した。
先輩の寝顔はとても貴重だからね。
写真撮らなきゃ……!!
カシャッ──。
シャッター音が鳴る。
撮れた写真を見てニヤニヤしていると。
「……変態」
パチっと先輩が目を覚ました。
ゆっくりと起き上がって私を睨む。
ね、寝起きも最高にいいですねっ?色気が漂ってますよっ!
「私が変態なのは元からです!」

