好きです、センパイッ!!



***


「先輩っ!こんにちは!!」




放課後。

先輩の教室の扉をガラッと開けると、





「……先輩?寝てるんですか?」





窓側の席で、先輩は眠っていた。


そーっと近づいて、顔を覗き込んで見る。



まったくこの人は……。寝顔も綺麗って、反則すぎるよ。


まつ毛が長い。夕日に照らされてキラキラと髪の毛が光ってる。




……これ、触ったら起きちゃうかな?




なんて思いながら前髪に手を伸ばす。



さ、触りたいなぁ。だって、普段全然触らせてくれないし。

寝てる時しかチャンスないもん。





「……えいっ」





思い切って前髪に触れた。


柔らかくて、サラサラしてて。

先輩って意外と猫っ毛。