「じゃあ、私は後攻で!」
「なんでそんなワクワクしてんだよ」
呆れたような声にニヤニヤする。
いやだって!いったい先輩は私に何をしてくれるんだろうって考えたら!
ニヤニヤしちゃうに決まってるじゃないですか!!
「さぁっ、いつでもどうぞ!」
ジトーッと私を見ていた先輩だけど、ついに決心がついたのか、単語帳をベンチの上に置いた。
目をつぶって心底嫌そうな顔。
失礼だなぁ、もうっ。
だけど、ほっぺたを膨らました時、ゆっくりと先輩が目を開いた。
「っ、え」
ドキッと心臓が跳ねる。
み、見つめられてるだけなのに、顔が熱くなっていくのが自分でも分かった。

