俺は五十嵐組若頭の斗真。ここ最近側近である廉がソワソワしている。

「廉、どうした?」

「いや。斗真さんにいつ俺の女を紹介しようかと思って」

「今日仕事ねぇから今日で良いぞ」

「はい。じゃあ、女に電話してきます」

『もしもし、音波?今日五十嵐組来れる?』

『うん。組ってことはお兄ちゃんいんの?』

『あぁ』