わたしは自分の部屋に戻り

落ち込んでた。



「あれ梨華 遊園地は?」

「今日は無くなった!熱出ちゃったみたいで!」

「あらそう じゃあ買い物頼んでもいいかしら!」

「えー」

「いいじゃない!好きなもの買ってらっしゃい」

まあ気晴らしにいこうかな

「わかった」
「買うものはここに書いといた!駅前の大型モールよ〜」

「いってきまーす」

はあ。久しぶりのデートだったのに
でもお母さん倒れたんじゃ仕方ないね

ついた!!!何才ぶり?

「 広いなあ 」

えっと?野菜買わなきゃ

にんじんとタマネギとえっーと

「かりん〜」

あれどっかで聞いたことのある声
低いし って、有くん!?!?

「 有 まってよ! 早くない?選んでよー」

「おまえが遅いんだよ早くしろ」

「まってよ!有〜〜」

え?かりんってことは 城山さん?
なんで腕組み?
なんで城山さんとかりんがこんなとこに?

「 ガシャッ 」
持ってるカゴを落としてしまった
やばいやばい!!

「え、南さん??」
「梨華???」

「うっくぅしっう」

また泣いてしまった。
それもまた走りながら。
なんで一緒にいるの?お母さんは?腕組みは?もうわけわからない。どおして城山さん?