「こちら、二宮総合クリニックの長男「違う、兄貴から押し付けられた
信(まこと)の方だ、もうろくしたのか?」


「じゃあこちらは、悠莉さん?「私妹の美里(みり)です」と言うと


「余り物同士でいいじゃあないか?兄貴達写真も見ていたらすんなりいけてたものを、君もそうだろ?」


言うか言わないうちに
信は立ち上がり美里の腕を引っ張り
外へ連れ出した。


「その着物苦しいだろ?」と言うとどこかに電話をした。

「あぁ、いつもの所へ・・・」と美里について来いと・・・ホテルの最上階のエレベータに乗った


「あのぅ、どこへ?」


「俺の隠れ部屋だ」