「お!?こいつは、土方さんなのか!?おぉ、やはり、役者みたいな顔だな。」

言っておくが、俺は、大の新選組好きだ。

土方?「おい。斎藤。こいつはなんで俺のことを知ってるんだ?」

一「??俺も分かりません。街でも副長が有名になったのかと。」

土方?「……そうか。まぁ、怪しいから牢屋にでも放りこんでおけ。」

「牢屋か。連れてこられて牢屋って扱い酷いんじゃねぇか?」

睨みながら言うと、2人は後ずさり、障子を一生懸命あけよう、、、としているが手が震えていて、なかなかうまくいかない。

指を鳴らしながら近づいて行くと、一人のゴツい人が入って来た。

土方?「やっと来てくれたか、近藤さん。こいつのことを止めてくれねぇか。」

近藤?「??あぁ。」

ま、まさか、この人が……近藤さんなのか!?!?

でも、ここでこの人を試してみるか、どの位心が広いのか。

「おい、てめぇ、この斎藤ってやつに連れてこられたんだが、急に牢屋に入れって言われてんだ。おかしいだろ?」

近藤?「むっ!それはいかんな。歳、そんなことをしてはいけんぞ!」