17歳の春私は恋をする

「ねぇー!さえーーー!」

「なにーー?」

私三井さえ。みんなからは可愛いとか言われるけど、自分じゃ自覚してない。スタイルも良くないし、頭悪いし!全然いいとこない!

今は友達のゆきと恋バナ中

「好きな人いないのー??全然教えてくれないじゃん!」

「さぁー??」

教えてあげないもんねー!!

「えぇー!教えてよ!けちーー!」

「ふふふ~。ごめんね!」

私はウィンクをしてトイレに駆け込んだ。

いーなー!ゆきは可愛くて、めっちゃスタイルよくて、モテるし!

私の好きな人は先生なの!
だから、みんなにはゆえない!

先生はルックスは、文句なしだし!女子からも人気だし!口悪い所あるけどー好きなんだよねー

そんな先生は日本史担当なんだー

トイレから出ると丁度先生がこっちに歩いていた。

今から授業かなー?

「よっ!三井!」

「先生後ろ髪はねてますよー!」

「あっ、//// まぢ?!」

すぐ赤面するし!可愛い!

「先生次どこのクラスですかー?」

「お前んとこだし!」

えーまぢで?!時間割見るの忘れてたーー

「あっ?また忘れもんしたとか?」

私は基本学校に教科書持ってこないんだ!

「うん。だって、重いじゃん!」

「あのなー!俺教師なんですけど?!」

「ふふっ。いーじゃん!」

「ぁぁ?殺すぞ!」

「きゃー怖い怖い!」

元ヤンじゃん!絶対!あれ?けどまだ21歳だし!ヤンキーでもいーか!

「ほら!チャイムなるからいそぐぞ!」

「はぁーい!」

先生と走ってギリギリ間に合った。