劇の練習が終わったかと思えば委員会!
部活も結局休みだし、疲れ過ぎて公園には行けてないしで千秋先輩と会えるのはこの委員会しかない。
「えーっと!全員揃ってる?じゃあ委員会を始めます!2回目だからもっかい一応自己紹介します!今年の文化祭実行委員長の園田千秋です!2年の一応バスケ部のキャプテンもしてます。」
いいぞー千秋ーっ
3年生のバスケ部の先輩からのエールが響く。
部活を引退しても仕事量は少ないから委員をやる先輩は多いみたい。
「美月ちゃん」
愛海ちゃんが顔を近づけて小声で
「前の委員会の時は気づかなかったけど七菜先輩の彼氏さんも委員してるね」
「えっ!?」
慌てて振り返ってみると確かに去年のキャプテンが楽しそうに先輩達と笑ってる。
かっこいいけど、七菜先輩と話してるイメージが湧かなくて、ちょっと想像したくなる。
…あれ?
「どうかしたの?」
「んーと、あのキャプテンの隣に座ってる男の先輩なんか見たことある気がして…」
「でもあの先輩はバスケ部じゃないよね?」
「そうだよね…誰だっけなー。まあ、思い出せたらいいなくらいに思っとく!」
ガチャッ
ツーツー
マイクの無遠慮なスイッチ音に叫びたくなる。
【…あーあーあー!えっと、マイクをお借りしたのでこちらの方で進めていきます。まずはスクリーンをご覧下さい…】
部活も結局休みだし、疲れ過ぎて公園には行けてないしで千秋先輩と会えるのはこの委員会しかない。
「えーっと!全員揃ってる?じゃあ委員会を始めます!2回目だからもっかい一応自己紹介します!今年の文化祭実行委員長の園田千秋です!2年の一応バスケ部のキャプテンもしてます。」
いいぞー千秋ーっ
3年生のバスケ部の先輩からのエールが響く。
部活を引退しても仕事量は少ないから委員をやる先輩は多いみたい。
「美月ちゃん」
愛海ちゃんが顔を近づけて小声で
「前の委員会の時は気づかなかったけど七菜先輩の彼氏さんも委員してるね」
「えっ!?」
慌てて振り返ってみると確かに去年のキャプテンが楽しそうに先輩達と笑ってる。
かっこいいけど、七菜先輩と話してるイメージが湧かなくて、ちょっと想像したくなる。
…あれ?
「どうかしたの?」
「んーと、あのキャプテンの隣に座ってる男の先輩なんか見たことある気がして…」
「でもあの先輩はバスケ部じゃないよね?」
「そうだよね…誰だっけなー。まあ、思い出せたらいいなくらいに思っとく!」
ガチャッ
ツーツー
マイクの無遠慮なスイッチ音に叫びたくなる。
【…あーあーあー!えっと、マイクをお借りしたのでこちらの方で進めていきます。まずはスクリーンをご覧下さい…】
