約束のひこうき雲


俺らはクラスを確認し教室に向かった。
教室についてすぐ座席の確認をした。


「うぉ、まじか!ルカと隣!
俺らって運命なのかもな!」

「そんな運命嬉しくない。」

「ルカ冷たい…」


俺らがこういうやり取りをしている中、
さっきみたいにいろんな言葉が飛んでくる。


「何アイツ。ヤンキー気取り?」


なんだよ、地毛だよ。
別に何も気取ってなんかいない。


「やだ…ヤンキーとかかな…?」

「なんか怖いね…」


ヤンキーじゃない。
金髪=ヤンキーっていう考え方やめろ。

なんなんだよ…

俺がなにかした訳でもないのに…!!


トンッ


「…っ!」


肩を叩かれ、とっさに振り向いた。


「ルカ大丈夫か?」


太陽が心配そうな顔して言う。


「あぁ…気にすんな。」

「あんまり無理すんなよ。
ルカの母さん心配するぞ。」

「わかってるよ。」