約束のひこうき雲


はぁ…。
俺はため息をつきながら、委員会がある教室へと足を運んだ。


「揃ったようなので、委員会を始めたいと思います。
気を付け、礼。」


礼の合図で生徒たちはお願いしますと一斉に挨拶をした。


「まずは委員長、副委員長を決めたいと思います。誰か立候補はいますか?」


3年の先輩が進行をし、委員長や委員会の目標などが着々と決まっていった。

俺はただただ面倒くさく、ぼーっとしていた。


「次に、毎年委員会活動で花壇にお花を植えているのすが、今年は何を植えるかを決めたいと思います。
少し話し合って……」

「はい。」


先輩の進行を誰かの声が遮った。
俺はその声に聞き覚えがあった。


「ひまわりを植えたいです。」


その声は隣の席に座っていた生徒。
“かれん”だった。


「えっと、まず周りの人と話し合って案を出し合ってもらいたいので…5分時間を取るので話し合ってください。」