俺は日向さんが言った言葉に耳を疑った。
「…なんでそう思ったの?」
「あの子があんたに会ったことがあるような気がするってって言っててさ。」
会ったことがあるって…やっぱ“かれん”って……
「なぁ、ルカ。やっぱあの子って……。」
「……………。」
俺は混乱して、何も言葉が出なかった。
あの子が俺の幼馴染の華恋なら、
あの約束も覚えているはずなのに。
俺と会ったことがあるような気がする?
その程度なのか。
俺達幼い頃から一緒に遊んでたじゃん。
俺は…あの子が華恋だと信じられなかった。
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そのまま放課後。
「ルカ〜、俺委員会行ってくるな!」
「………。」
「おい、ルカ!」
「っ、悪い。委員会頑張れ。」
「大丈夫か?あまり無理すんなよ。」
俺は軽く返事をした。
「じゃあ委員会行ってくるな!
ルカも遅れないようにな!」
太陽は走って教室を出て行った。
