日向さんは俺を睨みながら、訴えるように叫んだ。
「えっと…とりあえず、美化委員は藤崎くんと常陸さん。お願いね。」
先生は困った顔をしながら仕切り直した。
「今日さっそく、委員会が放課後にあるので出席してくださいね。残り時間は…交流を深めててください。」
投げやりだな。
「学級委員って案外やりがいあるわ〜。」
「お前美化委員押し付けやがったな。」
「似合ってるぜ、美化委員!」
委員会めんどくせー…。
美化委員だからな…男子いるかどうかが気がかりだった。
そこから俺達は授業が終わるまで、喋り続けた。
話している途中、一度だけ視線を日向さんに向けた。
みんなが自由に席を移動して話している中、日向さんは1人窓際で頬杖をついて窓の外を眺めていた。
